©REMI inc.

  • HOME
  • /
  • BLOG
  • /
  • 動画制作
  • /
  • 大学 プロモーション動画の作り方|志願者に「ここで学びたい」と思ってもらう企画・撮影・運用のポイント
大学 プロモーション動画の作り方|志願者に「ここで学びたい」と思ってもらう企画・撮影・運用のポイント
動画制作
2026.02.24

大学 プロモーション動画の作り方|志願者に「ここで学びたい」と思ってもらう企画・撮影・運用のポイント

大学の情報収集は、パンフレットやWebサイトだけでなく、動画を起点に進むケースが当たり前になりました。受験生は短い時間で「雰囲気」「学びの中身」「自分が通うイメージ」を掴みたくて、保護者は「安心できる環境か」「卒業後の進路につながるか」を見ています。高校の先生や学校関係者は「教育方針や学修支援が整っているか」を知りたい。留学生であれば「言語・生活・サポート体制」が決め手になります。

このように、大学のプロモーション動画は、見る人によって“刺さる情報”が違います。だからこそ、ただ綺麗な映像を並べるだけではもったいなく、目的とターゲットを整理した上で「何を、どんな順番で、どう見せるか」を設計することが重要です。この記事では、大学プロモーション動画を成果につなげるための考え方を、企画から運用まで分かりやすくまとめます。

なぜ今、大学にプロモーション動画が必要なのか

大学選びは、以前よりも比較検討がシビアになっています。学部・学科の違いが分かりにくい中で、受験生は「自分に合う環境かどうか」を感覚的にも判断します。そこで動画は、文字や写真よりも早く、大学の魅力を伝えられます。

動画が強い理由は大きく3つあります。

・短時間で理解できる(教育内容・設備・学生の雰囲気が一度に伝わる)
・感情が動く(ここで学ぶ自分を想像しやすい)
・共有されやすい(保護者や友人にも送りやすい)

つまり、大学プロモーション動画は「認知を広げる」だけでなく、「第一志望に近づける」ための重要な接点になります。

大学プロモーション動画で伝えるべき3つの核

プロモーション動画は盛り込みすぎると、結局何も伝わりません。大学が伝えるべき核は、次の3つに集約できます。

学びの価値

カリキュラムの特徴、学修支援、実習・演習、研究環境、資格・免許、少人数指導、海外プログラムなど、「ここで学ぶと何が身につくか」を具体的に示します。

人の魅力

教員の言葉、学生の表情、先輩のリアルな体験談は、説得力の源泉です。設備が同じでも、人の雰囲気で大学の印象は決まります。

未来へのつながり

就職・進学実績だけでなく、企業連携、地域連携、インターン、キャリア支援の流れを「学生の成長ストーリー」として見せると、理解が深まります。

この3つを軸にすると、内容が整理され、動画の構成が作りやすくなります。

よく使われる大学プロモーション動画の種類

大学の動画は、一本で全部を語るより、目的別に複数用意して“出し分ける”方が成果が出やすいです。

大学全体のブランドムービー

大学の理念、世界観、学びの姿勢を短時間で伝える動画です。トップページや式典、説明会、公式SNSの固定投稿などで活躍します。

学部・学科紹介動画

受験生が最も知りたい領域です。「何を学ぶのか」「どんな授業があるのか」「卒業後の進路はどう広がるのか」を中心に構成します。

研究室・ゼミ紹介動画

理系だけでなく文系でも強力です。研究テーマの面白さ、教員の指導スタイル、学生の挑戦が伝わると、志望理由に直結します。

キャンパスライフ紹介

施設紹介だけでなく、1日の流れ、部活・サークル、学食、通学、友人関係など、「通うイメージ」を作る動画です。

入試・受験生向けガイド

入試制度、出願手順、面接・小論文対策などを分かりやすくまとめる動画です。毎年繰り返し使える資産になります。

留学生向けプロモーション

英語字幕や多言語対応、サポート体制、生活環境、寮、相談窓口などを丁寧に見せます。安心感が最優先です。

オープンキャンパス誘導用(短尺)

15〜30秒程度で参加メリットを明確にし、予約・来場へつなげます。SNS広告との相性が良い形式です。

失敗しない企画の立て方

大学の動画でよくある失敗は「全部言おうとして薄くなる」ことです。企画段階で次を決めるだけで、動画の完成度が上がります。

1)見る人を一人に絞る

受験生、保護者、高校教員、社会人、留学生。全部を同時に狙うと曖昧になります。まずは最優先ターゲットを決めます。

2)視聴後にしてほしい行動を決める

・オープンキャンパス予約
・資料請求
・学部ページ閲覧
・出願
・説明会参加
この「次の一歩」を先に決めると、動画の情報の取捨選択ができます。

3)“強み”は3つまでに絞る

強みを10個並べるより、3つを深く伝える方が印象に残ります。強みは抽象ではなく具体で語るのがポイントです。
例:手厚い支援 → 1年次からの少人数ゼミ、学修相談の仕組み、実習の回数など。

4)ストーリーで見せる

大学の魅力は「説明」より「体験」で伝わります。
おすすめは、学生の成長を軸にした構成です。
入学前の不安 → 授業・実習・仲間 → 挑戦 → 未来(進路・夢)
この流れにすると、見ている人が自分を重ねやすくなります。

構成テンプレート3選(そのまま企画に使える)

テンプレートA:90秒で魅力を伝えるブランド型

  1. 冒頭10秒:大学らしさが一瞬で分かるカット(授業・研究・キャンパス)
  2. メッセージ:大学の教育方針を短く
  3. 学びの具体:象徴的な授業・実習
  4. 人の魅力:学生・教員の一言
  5. 未来:卒業後につながる風景
  6. 余韻:校名・タグライン

短いほど、冒頭の設計がすべてです。最初の10秒で「見続ける理由」を作ります。

テンプレートB:3〜5分の学科紹介型

  1. 学科で何が学べるか(ひと言で定義)
  2. 授業・演習の特徴(映像で見せる)
  3. 研究・プロジェクト(具体例)
  4. 学生の声(不安がどう変わったか)
  5. 教員の声(どんな学生に来てほしいか)
  6. 進路・キャリア(支援の流れ)
  7. 参加導線(説明会・OC)

「学科のパンフレットを読む代わりになる動画」を目指すと、情報の並べ方が整理できます。

テンプレートC:15〜30秒のSNS短尺型

  1. 結論(強みを一言)
  2. 映像で証明(授業・施設・学生の表情)
  3. 行動(参加・予約・視聴誘導)

短尺は、説明を削って「見た瞬間に分かる」設計が重要です。字幕とテンポが成果を左右します。

撮影・編集で差がつくポイント

大学動画は“清潔感”と“臨場感”の両立が大切です。次のポイントを押さえると、見た目以上に完成度が上がります。

音声の品質は最優先

映像が綺麗でも、声が聞き取りにくいと離脱されます。インタビューや教員コメントは、収録方法で印象が大きく変わります。

学生の自然な表情を撮る

作り込みすぎると広告感が強くなり、受験生が距離を感じます。授業風景、グループワーク、研究室の手元、休み時間の表情など、自然なカットが説得力になります。

“説明が必要な情報”は図で補う

カリキュラム、資格、学修ステップ、支援制度などは、映像だけだと伝わりにくいことがあります。図やテロップで整理すると理解が早くなります。

字幕対応で視聴環境を広げる

スマホで無音視聴する人も多いため、字幕や要点テロップは有効です。留学生向けには多言語字幕も検討できます。

サムネイルとタイトルまでセットで考える

動画は中身だけでなく、クリックされて初めて見てもらえます。大学の世界観を保ちつつ、内容が一目で伝わる見せ方が必要です。

公開して終わりにしない運用設計

大学プロモーション動画は、作って満足すると効果が伸びません。出し方の設計が成果の半分です。

配置場所を先に決める

・大学公式サイトのトップ、学部ページ、入試ページ
・YouTube公式チャンネル
・SNS(短尺の切り出し)
・説明会・オープンキャンパスの会場
・デジタルサイネージ

一本の長尺を作ったら、短尺に分解して複数チャネルで回すと投資対効果が上がります。

“シリーズ化”で大学の魅力を積み上げる

単発の一本より、テーマ別に積み上げた方が強い資産になります。
例:授業のリアル、研究室紹介、学生インタビュー、卒業生の進路、キャンパスライフ、入試対策

改善ポイントを見て次に活かす

視聴者がどこで離脱したか、どの動画が次の行動につながったかを見て、構成・尺・タイトル・サムネを改善していくと伸びやすくなります。

予算とスケジュールの考え方

大学動画の費用は、撮影日数、カメラ台数、インタビュー人数、編集の作り込み、アニメーションの有無、納品本数(長尺+短尺の本数)で変わります。大切なのは「一本だけ立派」より「運用できる設計」になっていることです。

スケジュールは、企画〜納品までで数週間〜数か月が一般的になりやすいです。学内調整(撮影許可、出演者調整、原稿確認)が多いほど時間がかかるため、繁忙期(入試・OC時期)に合わせる場合は早めの着手が安心です。

学内調整・権利関係で気をつけたいこと

大学は多くの人が関わる環境なので、制作前に次を押さえるとトラブルを防げます。

・学生や教職員の肖像権の同意(出演許諾の取り方を統一)
・学内施設の撮影許可(研究室、実験設備、図書館など)
・著作権(音源、素材、ロゴ、掲示物の写り込み)
・個人情報(名札、資料、PC画面、試験内容の映り込み)
・安全配慮(実験・実習の撮影、機材導線)

このあたりに慣れている制作パートナーだと、学内の確認負荷も軽くなります。

内製と外注の上手な使い分け

大学の動画は、内製が向く領域と外注が向く領域があります。

内製が向く例
・イベント当日の速報的な短尺
・日常のキャンパススナップ
・学生目線のゆるい企画

外注が向く例
・大学ブランドを背負うメイン動画
・学部・学科紹介の中核コンテンツ
・複数拠点や多人数撮影が必要な案件
・企画設計や構成作りが重要な案件

理想は、外注で「型」を作り、内製で「回す」。この組み合わせだと、品質と継続性のバランスが取れます。

制作会社を選ぶときのチェックポイント

大学プロモーション動画は、一般企業のPRと違い、受験生・保護者・教職員・地域・卒業生など多様な視点が絡みます。制作会社を選ぶ際は、次の点を比較すると失敗しにくいです。

・企画と構成の提案力があるか(撮って編集するだけで終わらないか)
・学生インタビューや教員コメントを引き出すディレクションができるか
・学内調整や確認フローに慣れているか
・長尺だけでなく短尺展開まで設計できるか
・公開後の運用や改善まで相談できるか

REMI株式会社に相談するメリット

大学のプロモーション動画は、単発の制作で終わらせず、学部・学科、研究室、キャンパスライフ、入試、オープンキャンパスなど、複数コンテンツを“資産化”していく発想が成果につながりやすい領域です。

REMI株式会社は、企画設計から撮影・編集までをまとめて進めたい場合はもちろん、公開後にどう活用して成果につなげるかまで含めて検討したい大学にとって、相談しやすい選択肢になります。学内の調整や確認が多くなりがちな大学案件でも、必要な情報を整理しながら進行を組み立てることで、関係者の負担を抑えつつ完成度を上げやすくなります。

特に、次のような課題がある場合は、制作パートナーの力が出やすいです。
・学部ごとの魅力はあるのに、伝え方がバラバラで統一感がない
・動画を作ったが、どう運用して良いか分からず止まっている
・担当者が兼務で、企画や撮影の準備に時間を割けない
・オープンキャンパスや入試に合わせて、短尺も含めて一気に整えたい

まとめ:大学プロモーション動画は「設計」と「運用」で強くなる

大学プロモーション動画で成果を出すために大切なのは、見栄えだけではありません。誰に向けて、何を伝え、どんな行動につなげたいのかを先に決め、一本を作って終わりではなく、チャネルに合わせて展開し、改善しながら育てることが重要です。

まずは、最優先ターゲットと目的を整理し、伝える核を3つに絞ってみてください。その上で、ブランド動画、学科紹介、短尺SNS用など、役割の違う動画を組み合わせると、大学の魅力がより立体的に伝わり、志願者の「ここで学びたい」を後押しできます。制作体制に迷う場合は、大学の発信を資産化する視点で伴走できるパートナーとして、REMI株式会社のような制作会社に相談するのも有効です。