大学 PR動画事例紹介:オープンキャンパスの集客と問い合わせを伸ばす成功パターン7選
少子化や情報過多の時代、受験生は「大学の公式サイトを最初から最後まで読む」よりも、短時間で雰囲気をつかめるコンテンツを求めています。そこで効いてくるのが大学のPR動画です。キャンパスの空気感、学生の表情、学びの価値、就職・研究の強みを、文章よりも速く、深く届けられるからです。
一方で、ただ“かっこいい映像”を作っただけでは成果につながりません。とくにオープンキャンパスの集客や問い合わせ増を狙う場合、動画は「見てもらう」だけでなく、「次の行動へ運ぶ」設計が必要です。この記事では、大学PR動画でよくある課題を、事例形式でわかりやすく整理しながら、成果につながりやすい打ち手をまとめて紹介します。
ここに自社制作の大学PR動画を掲載する場合のおすすめ位置
冒頭で1本(30〜90秒)だけ見せると、記事の内容が一気に自分ごとになります。記事を読み進める前に「どんな映像が作れるのか」を体感できるため、問い合わせにもつながりやすくなります。
大学PR動画で成果が出る大学・出ない大学の違い
成果が出ないパターンは、原因がわりと明確です。
・情報が多すぎて、結局なにが魅力なのか伝わらない
・誰に向けた動画か曖昧で、メッセージがぼやける
・動画単体で完結させようとして、導線(予約・問い合わせ)につながらない
・長尺1本だけで、SNSや広告、LPに最適化されていない
・撮影は丁寧なのに、構成が“大学紹介の羅列”で心が動かない
逆に成果が出る大学は、動画の役割を分解して設計しています。
・動画のゴールを「オープンキャンパス予約」「資料請求」「問い合わせ」など具体化
・視聴者(受験生・保護者・社会人・留学生など)を明確化
・配信先(YouTube、Instagram、TikTok、Webサイト、説明会、デジタルサイネージ)を先に決める
・1本で全部伝えず、目的別に尺と構成を変える
・見た後の行動を、テキスト・ボタン・フォームへ自然につなげる
ここからは、大学 PR動画事例紹介として、成果につながりやすい7つの成功パターンを紹介します。
事例1:オープンキャンパス予約を増やす「1分導線動画」
課題:オープンキャンパスの情報は掲載しているのに、予約が伸びない。SNSで告知しても反応が薄い。
打ち手:1分前後の縦型動画で、最初の3秒に“参加メリット”を置き、後半は予約導線に絞る。
ポイント:
・冒頭で「来ると何が得られるか」を明言(模擬授業、研究室見学、在学生相談など)
・学部や企画の魅力は“絞る”。全部入れない
・日程・アクセス・申込方法は、画面テロップで一瞬で理解できる形に
・最後に「今すぐ予約」「枠が埋まる前に」など行動喚起を入れる
成果のイメージ:SNSから予約ページへの遷移が増え、予約数の底上げにつながる。
使いどころ:Instagramリール、TikTok、YouTubeショート、学内サイネージ、LP冒頭
事例2:学部別の“刺さる理由”を作るシリーズ動画
課題:大学全体の紹介動画はあるが、学部・学科の違いが伝わりにくい。志望理由につながらない。
打ち手:学部ごとに30〜60秒のシリーズ化。受験生が気にする判断軸に合わせて訴求を変える。
ポイント:
・文系は「学びのテーマ」「ゼミの雰囲気」「資格・就職」を短く提示
・理系は「研究内容」「設備」「プロジェクト」「卒研のリアル」を見せる
・医療系は「実習」「国家試験サポート」「現場連携」を具体的に
・各動画の最後は同じ導線(学部ページ、オープンキャンパス、相談窓口)へ統一
成果のイメージ:比較検討が進み、学部ページの閲覧から問い合わせ・予約へつながりやすくなる。
使いどころ:学部ページ、学科LP、広告のABテスト、説明会の冒頭
事例3:在学生インタビューで「不安」を先回りして消す
課題:受験生は期待だけでなく不安を抱えている。入学後の生活が想像できず離脱する。
打ち手:在学生の声を中心に、よくある不安(友だち、授業、アルバイト、通学、課題、就活)に答える構成にする。
ポイント:
・台本で固めすぎず、リアルな言葉を引き出す
・“良いところだけ”よりも、工夫や乗り越え方を語ってもらう方が信頼が上がる
・1人のスター学生より、複数人の短尺コメントをつなぐと偏りにくい
・映像は「教室」「食堂」「図書館」「研究室」「通学路」など生活の断片を入れる
成果のイメージ:視聴後の安心感が高まり、資料請求や相談への心理的ハードルが下がる。
使いどころ:受験生向けページ、説明会、SNS、オープンキャンパスの待ち時間
事例4:研究・実績をアニメーションで「わかる化」する
課題:研究や教育の強みを文章で説明しても難しく感じられ、魅力が伝わりにくい。
打ち手:撮影映像+シンプルなモーショングラフィックスで、研究テーマや成果の価値を噛み砕く。
ポイント:
・専門用語を減らし、まず「誰の何をどう良くする研究か」を一文で
・数値や実績は、図解で短く提示(就職先の領域、プロジェクト件数など)
・研究室の映像は“手元”“装置の動き”“フィールドワーク”など動きがあるカットを中心に
・ナレーションは抑えめにし、視聴者が理解できるテンポに
成果のイメージ:「難しそう」が「面白そう」に変わり、理系志望者の興味喚起に効く。
使いどころ:研究紹介ページ、学部紹介、企業連携PR、説明会オープニング
事例5:地方大学の強みを「暮らし」とセットで伝える
課題:都市部の大学と比較され、アクセスや知名度で不利に見られがち。
打ち手:キャンパスだけでなく、街・暮らし・学びの距離感を映像で見せる。生活コストや通学のしやすさも“体感”させる。
ポイント:
・「移動が短い」「自然が近い」「集中できる」など、地方ならではの価値を言語化
・学生の一日(通学→授業→部活→バイト→帰宅)を短く追う
・地域企業や自治体とのプロジェクトがある場合は、現場映像が強い
・保護者が気にする「住まい」「治安」「サポート」も触れる
成果のイメージ:比較検討の土俵を変えられ、志望校候補に入りやすくなる。
使いどころ:大学トップ、オープンキャンパス告知、地域連携の広報
事例6:保護者向け動画で「任せられる大学」になる
課題:最終的な意思決定に保護者の影響が大きいのに、保護者が知りたい情報が届いていない。
打ち手:保護者の不安を解消する内容に絞った動画を用意する(学費、奨学金、サポート、就職、生活面)。
ポイント:
・教員・キャリアセンター・学生支援担当など“制度を語れる人”を登場させる
・支援制度は細部まで説明しない。重要ポイントと相談窓口を提示
・映像は落ち着いたトーン、情報は大きめテロップで整理
・最後に「個別相談」「問い合わせ」への導線を明確に
成果のイメージ:保護者の納得感が上がり、家族内での意思決定が進みやすくなる。
使いどころ:保護者向けページ、説明会、オープンキャンパス、資料請求後のフォロー
事例7:入試直前期に効く「よくある質問」動画
課題:入試が近づくと問い合わせが増えるが、同じ質問が繰り返され、対応負荷が高い。受験生は不安で離脱しやすい。
打ち手:FAQを動画化し、短尺でテンポよく回答。問い合わせ前の自己解決を促しつつ、必要な人が相談に進めるようにする。
ポイント:
・質問は「出願」「試験当日」「面接」「合格後手続き」「併願」「奨学金」などに分類
・1本は30〜45秒で1テーマだけ
・回答は「結論→理由→次に見るページ/相談先」の順で
・すべての動画の最後に同じ相談導線を置く
成果のイメージ:問い合わせの質が上がり、担当者の負荷を下げつつ、安心感を高められる。
使いどころ:入試ページ、メール配信、SNS、チャットボット連携
オープンキャンパスの実績改善に効く動画の使い方
「動画を作ったのに、オープンキャンパスの実績が変わらない」という場合は、動画の置き場所とタイミングがズレていることが多いです。成果が出やすいのは、次の3段階で役割を分ける設計です。
1 参加前:期待をつくる
・1分導線動画で、予約の背中を押す
・学部別短尺で、どの企画に行くか具体化させる
・保護者向けで、不安を先に解消する
2 当日:満足度を上げる
・会場の待ち時間に、学生インタビューや研究紹介を流す
・学部紹介の冒頭に短尺を入れ、理解の土台を作る
・参加者が撮りたくなる“映えるカット”を用意し、SNS投稿を誘発する
3 参加後:迷いを減らして行動につなぐ
・サンクスメールに短尺動画を添付し、記憶を呼び戻す
・学部ページにシリーズ動画を配置し、比較検討を助ける
・個別相談・問い合わせへ自然につなげる
この流れが回り始めると、オープンキャンパスは単発イベントではなく、問い合わせにつながる“連続コミュニケーション”になります。実際に当社の制作現場でも、オープンキャンパスの見せ方と導線を整えることで、広報成果が改善するケースが多く見られます。
大学PR動画で問い合わせ(CV)を増やす導線設計のコツ
大学のPR動画のゴールが問い合わせ(CV)であるなら、動画の中身と同じくらい「導線の設計」が重要です。見終わった人が迷わないように、次のポイントを押さえます。
・動画の最後に、次の行動を1つだけ提示する(予約、相談、資料請求など)
・誘導先のページは、動画の内容と同じ順序で情報が並んでいる状態にする
・フォームは項目を減らし、入力の不安を下げる(必要なら段階式に)
・スマホ視聴前提で、縦型・字幕・テンポを調整する
・「どの動画から来た問い合わせか」を把握できるよう、配信先ごとに導線を整理する
そして、記事を読んだ今のタイミングが最も熱量が高い瞬間です。記事下に問い合わせボタンがある場合、そこが迷わずクリックできるよう、本文の最後で改めて背中を押します。
自社の動画があるなら、まず“分割”して資産化する
すでに自社の大学PR動画がある場合、次にやるべきは「使い回し」ではなく「再編集による資産化」です。長尺1本を、用途別に切り出すだけで露出と成果が変わります。
・オープンキャンパス告知用:15秒、30秒、60秒の3種類
・学部紹介用:学部ごとに30〜60秒
・研究紹介用:装置やフィールドワーク中心の短尺
・保護者用:支援制度・就職・安全面をまとめた60〜90秒
・FAQ用:質問1つにつき30〜45秒
撮り直しを最小限にしつつ、配信先に最適化できるため、費用対効果が出やすい方法です。
制作を成功させるために、大学側で押さえておくと強い準備
動画は制作会社だけで完結しません。大学側で次の準備があると、企画がブレず、撮影も編集もスムーズです。
・今回の一番の目的(予約、問い合わせ、資料請求など)
・想定ターゲット(学年、志望層、保護者、留学生など)
・強みの優先順位(教育、研究、就職、国際、地域連携、学生生活)
・NG事項(校則、撮影許可、個人情報、立入制限)
・出演協力の候補(学生、教員、職員、卒業生)
・公開スケジュール(入試・オープンキャンパスに間に合う逆算)
この準備があるだけでも、出来上がる動画の精度が変わります。
よくある質問
Q どれくらいの尺がいい?
目的次第ですが、予約や広告なら15〜60秒、大学全体紹介は2〜4分、説明会の冒頭用途なら1〜2分が使いやすい傾向です。長尺は“見たい人だけが見る”前提で設計し、短尺を入口にします。
Q 出演する学生が集まるか不安
最初から大人数を求めず、短尺コメントを複数人から集める設計にすると集めやすいです。出演の負担を下げる段取り(撮影時間、撮影場所、事前共有)も重要です。
Q 撮影できない場所がある
むしろ制約がある方が、構成が整理されます。撮影できる場所で“らしさ”が出るカットを優先し、足りない情報はテロップや図解で補います。
まとめ:大学 PR動画事例紹介から見える、成果の近道
大学PR動画は、ただの紹介コンテンツではありません。オープンキャンパスの集客を伸ばし、参加後の迷いを減らし、最終的に問い合わせへつなげる「導線の一部」として設計すると、一気に成果が出やすくなります。
・目的別に動画を分ける
・配信先に合わせて尺と形を変える
・不安を先回りして解消する
・最後は必ず“次の行動”へつなげる
当社は、大学・教育機関向けのPR動画制作を、企画設計から撮影・編集・運用まで一貫して支援しています。オープンキャンパスの実績改善や、問い合わせ(CV)を増やす導線づくりまで含めて、一緒に整理しながら進められるのが強みです。
大学PR動画の制作やリニューアルをご検討なら、この記事下の問い合わせボタンからお気軽にご相談ください。いまある動画の活用方法(分割・再編集)から、新規制作の進め方まで、目的に合わせてわかりやすくご提案します。
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