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採用動画トレンド2026|応募が増える企業が取り入れている最新表現と運用のコツ
動画制作
2026.03.07

採用動画トレンド2026|応募が増える企業が取り入れている最新表現と運用のコツ

採用活動で「伝えたいことは多いのに、うまく伝わらない」「会社説明はできても、入社後のイメージが持たれない」という悩みは増えています。求人票や採用サイトだけでは、職場の空気感、仕事のスピード感、上司や同僚との距離感など、意思決定に直結する情報が伝わりにくいからです。そこで注目されているのが採用動画です。採用動画は、単に会社を紹介するだけでなく、候補者の不安を減らし、期待を現実に寄せ、ミスマッチを防ぎながら応募や選考移行を後押しできる強い手段になっています。

ただし、採用動画は「作れば成果が出る」わけではありません。視聴環境や候補者の価値観は変化し続け、動画の勝ちパターンも更新されます。この記事では、いま押さえるべき採用動画 トレンドを、わかりやすく、明日から使える形で整理します。企画の考え方、構成の型、撮影・編集のポイント、公開後の運用まで、社内で検討しやすいように具体的にまとめました。

1. ショート動画と縦型が採用広報の標準になった

候補者はスマホで情報収集するのが当たり前になり、短時間で要点がつかめる動画が好まれます。特に縦型のショート動画は、通勤中や休憩中でも見られ、最後まで視聴されやすい傾向があります。長尺の会社紹介一本勝負よりも、短い動画を複数本用意し、知りたい順に見てもらう設計が強くなっています。

実務で意識したいポイントは次の通りです。
・冒頭3秒でテーマがわかるテロップやカットを入れる
・音声なしでも理解できる字幕を基本にする
・1本で詰め込みすぎず「1テーマ1メッセージ」に絞る
・短い動画ほど、結論を先に出してから補足する

ショート動画は「軽い内容」しか扱えないと思われがちですが、設計次第で強力です。たとえば「未経験でも活躍できる理由」「入社後3か月の成長ステップ」「評価の仕組み」など、候補者が本当に知りたい論点を短く切り出すと、応募の質が上がりやすくなります。

2. “盛る”より“リアル”が信頼を作る

採用動画 トレンドの中心は、きれいに作り込んだ理想像より、現場のリアルを丁寧に見せる方向にあります。候補者は、良い面だけを並べた動画に敏感で「実際は違うのでは」と感じると、信頼が下がります。反対に、日常の働き方や空気感が見える動画は、共感と納得を生みます。

リアルさを出すコツは、劇的な演出ではなく、具体の情報を映像に落とすことです。
・会議の雰囲気(発言のしやすさ、意思決定の速さ)
・チャットやタスク管理など仕事の進め方(見せられる範囲で)
・オフィスの音、距離感、表情、ちょっとした雑談
・仕事道具や制作物、現場の手元の動き

「現場の断片」を積み重ねるだけで、視聴者は会社の温度感をつかめます。結果として、合う人が応募しやすくなり、選考途中の辞退も減りやすくなります。

3. 会社の説明より「社員が語る一次情報」が刺さる

候補者が求めているのは、抽象的な理念より「自分がそこで働くとどうなるか」です。だからこそ、社員の言葉が重要になります。人事が整えた文章よりも、社員本人が自分の言葉で話す内容の方が、説得力が出ます。

人気が出やすい企画例は以下です。
・社員の1日(出社から退勤までの流れ、山場の時間帯)
・入社の決め手(なぜここを選んだか、迷った点)
・正直しんどい瞬間と乗り越え方(成長のリアリティ)
・上司やチームとの関わり(レビュー、相談、意思決定)
・評価・昇給・異動の実態(制度と運用の距離感)

ポイントは、社員を「広告の出演者」にしないことです。言わされている感が出ると逆効果になります。問いかけは用意しつつ、答えは本人の言葉で引き出す。これが採用動画の信頼を左右します。

4. ストーリー設計は「誰のどんな不安を消すか」から逆算する

採用動画は、かっこよさよりも、候補者の不安解消に寄与した分だけ強くなります。企画段階で、候補者が抱える不安を棚卸しし、それを動画で解決する順番を設計すると成果が安定します。

よくある不安は次のようなものです。
・入社後に何を期待されるのか
・未経験でもキャッチアップできるか
・評価の基準が不透明ではないか
・残業や働き方の実態はどうか
・チームの人間関係はどうか
・成長機会があるのか、放置されないか

動画は、これらの不安に対して「事実」と「具体例」で答えるのが最も効果的です。たとえば「成長できます」ではなく、「入社1か月目は何を学び、誰がどの頻度でレビューし、どんなアウトプットが基準になるか」を示す。これが視聴者にとっての判断材料になります。

5. 多様な候補者に向けた“伝わる配慮”が当たり前になった

採用の母集団は多様化しています。年齢、国籍、働き方、キャリアの背景、ライフイベントなどが異なる人に対して、同じメッセージを同じ表現で投げても届きません。だからこそ、採用動画 トレンドでは「誰にでも伝わる工夫」が重視されます。

具体的には次のような対応が効きます。
・字幕を標準装備にする(専門用語は補足テロップ)
・早口になりすぎない(視聴者の理解スピードに合わせる)
・多様な職種・立場の社員を出す(偏りを減らす)
・働き方の選択肢を具体的に示す(リモート、時短、育児など)
・“向いている人”だけでなく“向かない人”も正直に伝える

「向かない人もいる」と伝えるのは怖い、と思われがちです。ですが実際は、ミスマッチの削減に効き、長期的には採用効率を上げます。応募数だけでなく、入社後の定着まで見たときに価値が出ます。

6. 生成AI・自動化で「量産」ではなく「運用品質」が上がる

ここ数年で、動画制作の周辺業務は効率化が進みました。台本の叩き台作成、字幕作成、要約、翻訳、バリエーション案の作成などは、以前より短時間で回せるようになっています。大切なのは、浮いた時間をどこに使うかです。

採用動画で成果を伸ばす企業は、効率化の分を次に投資しています。
・候補者の疑問を集める(面接での質問、辞退理由、口コミ)
・構成の改善(冒頭の掴み、情報の順番、尺の最適化)
・配信設計(どこに置き、どう回遊させるか)
・効果測定と改善(視聴維持率、クリック率、応募率の関係を見る)

AIは便利ですが、最後は人の編集が必要です。特に採用動画は、言葉のニュアンス、誤解を生む表現の回避、社内情報の扱いなど、慎重さが求められます。自動化は手段であり、目的は「候補者に誠実に伝わる動画」を継続的に改善することです。

7. “配信前提の設計”が成果を分ける

採用動画は作って終わりではありません。どこで、誰に、どの順番で見てもらうかまで考えると、同じ素材でも成果が変わります。採用サイトのトップに置くだけでは、候補者の疑問のタイミングと合わないことが多いです。

成果につながりやすい配置の考え方は次の通りです。
・認知:短尺で会社の雰囲気を知ってもらう
・興味:職種や仕事のリアルを具体的に見せる
・比較:評価、成長、働き方、チームの特徴を明確にする
・応募直前:選考フロー、面接の雰囲気、入社後のオンボーディングを示す

つまり、候補者の検討プロセスに合わせて、動画の役割を分けるのがコツです。一本の動画ですべてを賄うのではなく、必要な情報を必要な順に提供する。これが「応募の後押し」と「ミスマッチの抑制」を両立させます。

8. 成果が出る採用動画の構成テンプレ

ここでは、現場で使いやすい構成の型を3つ紹介します。動画は構成が9割です。撮影機材が豪華でも、構成がぼやけると伝わりません。

A:30秒のショート(認知・興味向け)
・0〜3秒:何の動画かが一発でわかる一言
・4〜15秒:現場カットとともに魅力の核を1つ提示
・16〜25秒:具体例を1つだけ添える(数字や行動)
・26〜30秒:次に見てほしい導線(職種別動画へ誘導など)

B:60〜90秒(比較検討向け)
・冒頭:候補者の不安に対する答えを先に言う
・中盤:理由と具体例(仕事の流れ、関わる人、評価)
・終盤:合う人・合わない人を短く提示し誠実さを出す
・最後:応募や説明会への動線

C:3〜5分(深掘り向け)
・会社より「職種のリアル」を軸にする
・成功談だけでなく苦戦と学びを入れる
・チームや上司との関係性が伝わる会話シーンを入れる
・入社後の成長ステップを時系列で示す

トレンドとしては、長尺でも「情報の章立て」が明確なら見られます。逆に、雑談風でまとまりがないと離脱されます。候補者は忙しいので、理解コストを下げる設計が重要です。

9. よくある失敗と、すぐ直せる改善ポイント

採用動画は、ちょっとしたズレで効果が落ちます。よくある失敗と改善のヒントをまとめます。

・会社紹介が長く、仕事内容が薄い
改善:職種ごとの仕事の流れを中心にする。会社情報は必要最小限にする。

・抽象表現が多い(成長、挑戦、裁量など)
改善:具体例に置き換える。誰が、何を、どの頻度で、どう判断するかを言語化する。

・字幕がない、専門用語が多い
改善:字幕を標準にし、用語には短い補足テロップを入れる。

・映像がきれいでも温度感がない
改善:社員の表情、現場の音、会話のやり取りを入れて距離感を出す。

・作った後に放置される
改善:公開後に数字を見て改善する前提で、短尺を定期的に追加する運用にする。

採用動画 トレンドを追うことは大切ですが、最終的に効くのは「候補者の疑問に答えられているか」です。流行の演出を取り入れる前に、候補者が知りたい順番で、具体の情報が出ているかを点検すると、改善の打ち手が見つかります。

10. 当社が考える、これからの採用動画の勝ち筋

これから採用動画で差がつくポイントは、制作技術そのものより、運用設計とコンテンツ設計の精度です。短尺の縦型を軸にしつつ、職種別に深掘り動画を用意し、採用サイトや各導線で「候補者が次に知りたいこと」へスムーズに回遊させる。さらに、面接や説明会で出た質問を動画に反映し、改善を回す。この流れが作れる企業は、採用の強さが積み上がっていきます。

当社では、採用ターゲットの整理、動画の企画設計、撮影・編集だけでなく、公開後の運用改善まで一貫して支援できる体制を整えています。会社の魅力を飾るのではなく、必要な人に、必要な情報を、誠実に届ける。その結果として応募と定着につながる採用動画を一緒に作っていくことを重視しています。

採用動画の企画や制作、いまの動画の見直しから始めたい場合も、まずは気軽に会社に問い合わせしてください!