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動画制作 納期の決め方と守り方|目安・工程・短縮のコツまでわかりやすく解説
2026.01.24

動画制作 納期の決め方と守り方|目安・工程・短縮のコツまでわかりやすく解説

動画制作を依頼するとき、いちばん悩みやすいのが「いつ完成するのか」という納期です。企画は進んでいるのに公開日だけ先に決まっていたり、社内確認に時間がかかったり、撮影日が確保できなかったりすると、あっという間にスケジュールが苦しくなります。
この記事では「動画制作 納期」で検索する人が知りたい、納期の目安、工程ごとの所要時間、遅れやすいポイント、短縮するコツを、できるだけ具体的にまとめます。制作会社に依頼する場合でも、社内制作やフリーランスに依頼する場合でも、そのまま使える考え方です。

まず結論:納期は「動画の長さ」より「決めることの量」で決まる

動画制作の納期は、動画が何分かよりも、次の要素で大きく変わります。

  • 企画が固まっているか(目的、ターゲット、構成)
  • 素材が揃っているか(ロゴ、写真、製品情報、台本、BGMの希望など)
  • 撮影があるか(場所、出演者、許可、天候)
  • 修正の回数と承認フロー(社内確認が何段階か)
  • 表現の難易度(テロップ量、アニメーション、CG、ナレーション)

同じ3分の動画でも、意思決定が速く素材が揃っていれば短納期で進みます。逆に、決めることが多く承認が長いと、納期は伸びやすいです。動画制作 納期を現実的に組むなら、工程と決定事項を先に見える化するのが最短ルートです。

動画制作の一般的な工程と、各工程の所要時間の考え方

納期を読むには、まず工程を分解します。代表的な流れは次のとおりです。

1)要件整理(ヒアリング)

  • 目的:何のための動画か、成功指標は何か
  • 用途:Web、SNS広告、展示会、採用、社内向けなど
  • 尺:長さの目安
  • トーン:かっこいい、安心感、親しみ、など

所要時間の目安:依頼側の準備次第で半日〜数日

2)企画・構成(絵コンテ、台本)

  • 流れ、見せたい順番、訴求ポイントの整理
  • ナレーション原稿やテロップ案の作成

所要時間の目安:数日〜2週間
ここが固まらないと後工程が全部ズレます。

3)素材準備(支給素材の整理、撮影準備)

  • ロゴや製品画像、資料の整理
  • 撮影がある場合はロケ地、出演者、香盤、許可取り

所要時間の目安:数日〜2週間
社内調整が多いほど伸びやすい工程です。

4)撮影(ある場合)

  • 半日〜数日
  • 移動や設営、予備日を含めるかで変動

天候リスクや出演者都合も納期に直結します。

5)編集(仮編集→本編集)

  • カット編集、BGM、テロップ、色調整、整音
  • アニメーションや図解が入ると工数が増える

所要時間の目安:数日〜3週間
ここも内容次第で幅が広いです。

6)修正(フィードバック反映)

  • 1回の修正が、実は1日で終わらないこともあります
  • 社内確認で返答が遅れると一気に延びます

所要時間の目安:修正1回につき1〜5営業日が目安になりやすい

7)書き出し・納品(形式調整)

  • YouTube用、Instagram用、縦型、16:9、字幕あり等
  • データ容量が大きいと納品方法も調整が必要

所要時間の目安:半日〜数日

この工程のうち、納期を左右しやすいのは「企画・構成」と「修正」です。撮影や編集そのものより、決める時間が長引くことで全体が遅れます。

種類別:動画制作の納期目安

ここでは一般的な目安を示します。実際の動画制作 納期は、素材の有無と修正体制で前後します。

  • SNS用の短尺(15〜60秒、素材支給、テロップ中心)
    目安:1〜2週間
    ポイント:構成が固まっていて素材が揃っているほど早い。複数本まとめると逆に早くなる場合もあります(テンプレが使えるため)。
  • YouTube向け(5〜10分、カット編集+テロップ+BGM)
    目安:2〜4週間
    ポイント:テロップ量、サムネやテロップのトーン調整、修正回数で増減。
  • 会社紹介・サービス紹介(2〜4分、撮影あり)
    目安:1〜2か月
    ポイント:撮影日確保、出演者調整、構成の承認がボトルネックになりやすい。
  • 採用動画(社員インタビュー、複数部署、撮影複数日)
    目安:1〜3か月
    ポイント:関係者が多いほど承認が伸びる。質問設計や台本作りに時間をかけるほど撮影後がスムーズ。
  • イベント記録・ダイジェスト(撮影当日+短納期編集)
    目安:3日〜2週間
    ポイント:いつ公開するかが命。短納期の場合は、事前にテンプレとテロップ方針を決めておくのが必須。
  • アニメーション/モーショングラフィックス中心(撮影なし)
    目安:3週間〜2か月
    ポイント:絵コンテとデザインルールが固まるまでが勝負。途中で方向性が変わると大きく伸びます。

納期を左右する要因:遅れる原因はだいたいこの中にある

動画制作の納期が読みにくいのは、次の変動要因があるからです。

1)素材の不足と差し替え

「ロゴが古かった」「製品写真が足りない」「最新情報に更新したい」など、制作中に素材が差し替わると、編集のやり直しが発生します。特にテロップや図解が多い動画ほど影響が大きいです。

2)確認者が多い、承認が段階的

確認者が増えると、意見が割れたり、戻しが発生したりします。最終決裁者が後から見て「方向性から違う」となると、納期は大きく崩れます。

3)修正指示が曖昧

「もっとかっこよく」「テンポよく」「イメージと違う」だけだと、制作側は何をどう直すべきか判断できず、往復が増えます。往復が増えるほど納期は伸びます。

4)撮影の不確定要素

天候、出演者の体調、ロケ地の都合、音の環境など、撮影は不確定要素が多い工程です。撮り直しが出ると編集スケジュールも連動して延びます。

5)仕様の追加

納品形式が増える(横と縦を両方、字幕付き、15秒版も追加、など)と、制作物が増えるので当然納期も工数も増えます。追加は悪いことではありませんが、追加した瞬間にスケジュールも見直す必要があります。

納期を短くしたいときに効く、依頼側の準備

短縮のために制作会社へ「急ぎで」と言うより先に、依頼側でできることがあります。ここが整うほど、動画制作 納期は短く、しかも品質が安定します。

  • 目的を1行で言えるようにする
    例:新サービスの資料請求を増やすため、Web広告で興味を引く動画がほしい
    目的がぶれると構成がぶれて、修正が増えます。
  • ターゲットを具体化する
    例:導入担当者、現場責任者、初めて聞く人、既に比較検討中の人
    誰に向けるかで、説明の深さも言葉も変わります。
  • 必須メッセージを3つに絞る
    言いたいことを詰め込みすぎると、構成が長引きます。伝える順番も揉めやすいです。まずは3つに絞るだけで進行が速くなります。
  • 支給素材を最初にまとめて渡す
    ロゴ、ブランドガイド、写真、資料、参考動画、NG表現、権利関係の注意点。
    後出しになるほど手戻りが増えます。
  • 修正担当者を1人にする(窓口一本化)
    複数人の指示が制作側に直接飛ぶと、整合が取れず混乱します。窓口が整理してから出すだけで、修正回数が減り納期短縮につながります。
  • フィードバックの期限を決める
    たとえば「初稿は受領から2営業日以内に返す」と決めるだけで、スケジュールが安定します。制作側の作業は進められても、待ち時間が増えると納期は守れません。

制作側に相談すると効果が出やすい短縮策

制作会社や編集者に相談する場合、ただ「早く」よりも、次の打ち手が現実的です。

  • 短納期用の進め方に切り替える
    例:企画と構成を短くし、撮影は最小限、テンプレ化された構成でまず1本作る
    スピード重視の型を選ぶのがコツです。
  • 初稿の定義を決める
    「まずは構成とテンポ確認用の仮編集」「テロップは後入れ」など、初稿の完成度を段階的にすることで前に進みます。
  • 修正回数と修正範囲を先に決める
    例:全体の構成変更は初稿まで、2回目以降は文言と尺調整中心
    修正が無制限だと、納期も無制限になりがちです。
  • 優先順位を決めて品質配分する
    短納期では全部を最高にするのは難しいことがあります。
    例:BGM選定よりも、冒頭5秒の引きと訴求を優先する
    狙いどころを決めると納期が締まります。

逆算で失敗しないスケジュールの組み方

納期を守るには、完成日から逆算して「締切を2つ作る」のが効果的です。

  • 公開日(絶対に動かせない日)
  • 社内最終承認日(公開日の数日前〜1週間前)
  • 最終納品日(承認日の前日〜数日前)
  • 最終修正締切(納品の数日前)
  • 初稿提出日(修正を回すための起点)
  • 撮影日、素材締切日、構成確定日

ポイントは、公開日だけで走らないことです。公開日があるなら、最終承認日を先に確保し、さらにその前に修正の余白を置きます。
動画制作 納期が厳しい案件ほど、バッファがないスケジュールになりがちですが、現実には「予想外」は必ず起きます。余白を作ることが、結果的に最短の納期になります。

修正で揉めないための、フィードバックの出し方

修正の往復が増えるほど、納期は伸びます。修正を減らすには、伝え方を変えるのが効果的です。

  • 感想ではなく指示にする
    悪い例:なんか違う、もっと良くして
    良い例:冒頭の結論を5秒以内に出したい。現状は説明が長いので、先に成果やメリットを見せたい
  • 場所を指定する
    「0:12〜0:18のテロップを修正」「このカットを差し替え」など、タイムコードで指定すると早いです。
  • 理由とゴールを添える
    「法務確認でこの表現がNG」「ターゲットが初心者なので専門用語を減らす」など、理由があると制作側が判断しやすくなります。
  • 一回でまとめる
    細切れに送ると、制作側はどれが最終指示かわからなくなります。可能な限り一回にまとめ、優先度も添えます。

見積や契約で、納期トラブルを防ぐチェックポイント

動画制作の納期は、気合いでは守れません。事前にルールを決めることで守れます。

  • 納期の定義(何をもって納品か)
    例:MP4データ納品、YouTubeアップロード支援込み、縦型も含む、など
  • 修正回数の上限と範囲
    例:2回まで。3回目以降は追加費用。構成変更は初稿まで、など
  • 素材支給の期限
    素材が遅れると納期も遅れる。これは当たり前ですが、明文化しておくと揉めにくいです。
  • フィードバック期限
    制作側の作業日数だけでなく、依頼側の返答日数もスケジュールに含めます。
  • キャンセルや撮影延期の扱い
    撮影が絡むと、延期はコストも納期も影響します。予備日や延期条件を決めておくと安心です。

よくある失敗パターンと、現実的な対策

最後に、動画制作 納期でよく起きる失敗と対策をまとめます。

失敗1:公開日だけ決めて、社内承認が詰まる

対策:最終決裁者に最初から見てもらうタイミングを作る。初稿前に構成だけ承認する工程を入れる。

失敗2:参考動画が多すぎて方向性が定まらない

対策:参考は3本までに絞り、「どこが良いのか」を言語化する(テンポ、色、テロップ量、演出など)。

失敗3:途中で目的が変わる

対策:企画書の冒頭に「目的」と「見せたい相手」を固定で書き、変更が出たら納期と費用も同時に見直す。

失敗4:修正が無限に出る

対策:修正回数を決め、各回の狙いを決める(1回目は構成、2回目は文言、最終は誤字チェックなど)。

失敗5:納品形式の追加が後から出る

対策:最初に必要な比率(16:9、9:16、1:1)と用途(広告審査、字幕必須など)を確認し、必要なら最初からセットで設計する。

まとめ:納期を守るコツは「工程を分けて、決める期限を先に決める」

動画制作の納期は、編集スピードだけでは決まりません。企画・素材・確認・修正という「決める作業」の進み方が、納期を決めます。
だからこそ、公開日から逆算して、構成確定日、素材締切日、初稿日、修正締切日、最終承認日を先に置き、窓口を一本化し、フィードバック期限を決める。これだけで、動画制作 納期は驚くほど安定します。

納期を短くしたいときほど、削るべきは品質ではなく「迷う時間」と「手戻り」です。工程を分解し、決める順番を整えれば、スピードとクオリティは両立できます。

撮影や納期についてお困りごとあればお気軽にお問合せください。