
動画制作
2025.05.24
美術館に強い動画制作会社15社選まとめ
「美術館に強い動画制作会社」を15社ご紹介いたします。美術館の魅力を伝える動画は、来館者の心を動かし、作品や展示の世界観を深く体感させるうえで非常に大切な役割を担います。アートや文化的要素を正しくかつ魅力的に映像化できる会社を選ぶことが成功への第一歩です。まずは、ご依頼主様の運営されるサイト(自社)を最初に、その後14社を続けてご紹介します。美術館の広報担当者や学芸員の方々が動画制作を検討される際の参考になれば幸いです。
1. 【自社】動画制作.jp
会社概要・特徴
- URL:動画制作.jp
- 美術館や博物館など、文化施設向けの動画制作を積極的に行っており、展覧会のプロモーション映像から館内紹介、アーティスト・キュレーターインタビュー動画など、多彩なジャンルに対応。
- 現地ロケーション撮影や空撮、作品を引き立てるライティング技術など、アート作品を美しく捉えるノウハウが豊富。著作権処理や音楽選定、ナレーションなどもワンストップで提供する。
- 展覧会のティザームービーやSNS向けの短尺動画、オンライン企画展用の配信映像など、あらゆるフォーマットに柔軟対応。日本語以外の字幕・ナレーションを付けた多言語版動画の制作もサポートしている。
おすすめポイント
- 美術館案件の経験値:作品撮影や企画展PRの映像実績多数
- 高いディレクション力:学芸員やアーティストとの対話を大切に、作品の世界観を的確に表現
- フルサポート体制:撮影から編集、翻訳、配信サポートまでワンストップで完結
2. Crevo株式会社
会社概要・特徴
- URL:Crevo公式サイト
- アニメーションやモーショングラフィックスを駆使した「わかりやすい動画」を得意とする制作会社。美術館の展覧会告知動画では、静止画の作品を動的に見せる特殊な演出やグラフィカルな要素を取り入れるノウハウに定評がある。
- 海外のクリエイターとも連携しており、グローバル展開を視野に入れたアートプロモーションも可能。英語やその他言語への字幕対応やナレーション制作に対応できる点も魅力。
おすすめポイント
- アニメーション表現:作品の魅力を“動き”で演出するスキルが高い
- グローバルクリエイターとの連携:多言語展開や国際的なアートイベントにも対応可能
3. 株式会社ロボット(ROBOT Communications Inc.)
会社概要・特徴
- URL:ROBOT公式サイト
- 映画やCM、アニメなど幅広い映像領域で数々の実績を持つ老舗プロダクション。美術館向けの映像では、大規模な企画展のプロモーションムービーや展覧会オープニング映像、VR・AR技術を取り入れたインスタレーション動画など、先進的な表現を得意とする。
- 高い映像クオリティを追求しているため、作品そのものの質感を活かす撮影技術や、映画レベルのライティング・編集技術による格調高い仕上がりが期待できる。
おすすめポイント
- 大手プロダクションならではの制作力:映画・CMレベルのクオリティでアートを表現
- 先進技術の活用:VR・ARを絡めた美術展の演出動画などにも対応
4. 株式会社 TYO
会社概要・特徴
- URL:TYO公式サイト
- CM制作やデジタルマーケティングに強みを持つ総合映像プロダクション。過去にはアートプロジェクトやアーティストのコラボ案件を多数手がけており、美術館向けにもブランディング要素の高いPR動画の実績がある。
- プロモーション戦略全体を見据えた提案が得意で、美術館のSNS運用やHP上での動画活用、特設サイトとの連動など、クロスメディアの視点からサポート可能。
おすすめポイント
- ブランディング力:アートと広告の両面から美術館の魅力を引き出す
- デジタルマーケティング対応:SNSやWebを活用した展覧会の宣伝施策を総合的に企画
5. 株式会社モンポ(monopo)
会社概要・特徴
- URL:monopo公式サイト
- クリエイティブエージェンシーとして、グラフィックデザインやブランド戦略も含めた総合的なアプローチが可能。美術館案件では、展覧会のビジュアルコンセプトや動画制作を同時に手がけるケースも多い。
- 若者向けにスタイリッシュな映像表現を得意とし、SNS映えする短尺動画など、来館者がシェアしたくなるようなコンテンツの制作に強みがある。
おすすめポイント
- トータルデザイン力:動画だけでなく展覧会のキー・ビジュアルから統一的にブランディング
- 若年層への訴求:SNS映えを意識したモダンでお洒落な映像表現が可能
6. 株式会社ナターシャ(映像事業部)
会社概要・特徴
- URL:ナターシャ公式サイト
- エンタメ系の大手情報サイト「ナタリー」を運営し、音楽・映画・アートなど多方面の取材・記事制作を行う企業。映像事業部では、イベントやアーティストのドキュメンタリーを多数手がけている。
- 美術館やギャラリーの展覧会を実際に取材し、作品制作の裏側やアーティスト・キュレーターの想いを伝えるドキュメンタリー形式の動画制作に強みを持つ。
おすすめポイント
- 取材力&ストーリーテリング:アーティストの背景や作品のコンセプトを深掘りする構成
- ライブ配信対応:展覧会オープニングイベントやトークショーの配信・映像化にも強い
7. 株式会社アクティブメディア
会社概要・特徴
- URL:アクティブメディア公式サイト
- 教育機関や公共施設などの実績が豊富で、美術館・博物館からの案件も多数受注。館内の常設展や企画展用の紹介動画、音声ガイドアプリとの連動動画など、ICTを活用したソリューションに対応可能。
- ウェブサイト制作やSNS運用支援も行っているため、美術館のオンライン施策をまとめて相談できる点が魅力。ライブ配信やオンライン展覧会のプラットフォーム構築にも注力している。
おすすめポイント
- 公共文化施設への実績:堅実かつ柔軟な対応で、館内ルールや作品保護方針を踏まえた制作が可能
- ITソリューション力:動画×Webサイト×アプリの連動企画を一括提案
8. 株式会社パラドックス
会社概要・特徴
- URL:パラドックス公式サイト
- ブランディング・コンサルティングから映像制作まで手がける企業。美術館の「理念」や「コンセプト」を深く掘り下げ、その本質を伝えるコンセプトムービー制作が得意。
- 単なる展示紹介だけでなく、美術館自体の存在意義や哲学をストーリー化する力が強み。展覧会のテーマや歴史的背景などを明確に表現し、視聴者の興味を喚起する映像を作り上げる。
おすすめポイント
- ブランディング重視:美術館の独自性・存在意義を映像表現へ落とし込むコンサル力
- ストーリー設計:作品やアーティストだけでなく、美術館全体の“物語”を描く
9. 株式会社コンセント
会社概要・特徴
- URL:コンセント公式サイト
- 情報設計やUXデザインの観点から映像制作を得意とするクリエイティブ企業。作品解説や展示内容をわかりやすく伝える「インフォグラフィックス」や「モーショングラフィックス」を活用した動画に定評がある。
- 美術館の研究内容やアーカイブを整理し、視覚的にスッキリとまとめる手法を実践。オンライン展覧会やデジタルパンフレットとも連携可能で、来館者だけでなく遠隔のアートファンに訴求する映像設計が行いやすい。
おすすめポイント
- わかりやすさ追求:専門的なアートの知識を視覚情報で直感的に伝える技術
- UI/UXデザイン力:ウェブやアプリと組み合わせた先進的な展示動画をプロデュース
10. 株式会社アマナ
会社概要・特徴
- URL:アマナ公式サイト
- 写真や映像、CG、アートディレクションなどビジュアル領域のプロフェッショナル集団。美術館とのコラボ企画で写真展やデジタルアート展の運営に関わるなど、アート分野における豊富な経験を持つ。
- 美術館紹介ムービーや展覧会PVの制作、3DCGを用いた作品の解説映像、さらには空撮や360°映像など先端技術を駆使した表現にも対応。質の高いクリエイティブを一括で提供できるスケールメリットが強い。
おすすめポイント
- ビジュアルのプロ:ハイレベルな写真・映像・CG表現で作品本来の魅力を最大限に引き出す
- 先端技術の活用:ドローンやVR撮影などを駆使して差別化できる美術館コンテンツを制作
11. 株式会社WOW
会社概要・特徴
- URL:WOW公式サイト
- クリエイティブスタジオとして、インスタレーションやモーショングラフィックス、インタラクティブアートなど幅広く手がける。美術館での大規模映像インスタレーションや空間演出で知られており、国内外で数々のアートプロジェクトに参画。
- 単に動画を作るだけでなく、プロジェクションマッピングやインタラクティブ技術などを駆使し、来館者が“体験”できる映像表現を得意とする。
おすすめポイント
- 空間演出のスペシャリスト:映像×デジタル技術×アートを融合した体験型コンテンツ
- 国内外での受賞歴多数:先進性の高い作品制作で話題性や集客力をアップ
12. 株式会社ピクス(PICS, Inc.)
会社概要・特徴
- URL:PICS公式サイト
- TVCMやミュージックビデオ、Web動画など幅広く制作する一方、アートやデザインに強いクリエイターが多く在籍。ユニークな映像表現で展覧会の告知や作品紹介動画を作り上げるのが得意。
- アーティストやクリエイターとのコラボレーション案件が多く、企画段階から新しいアイデアを盛り込む提案を行う。SNSなどデジタルメディア上での拡散を狙ったクリエイティブ制作にも定評がある。
おすすめポイント
- クリエイター集団:斬新な映像表現やアート寄りの独創的な企画が得意
- コラボレーション力:他業種のアーティスト・クリエイターと連携した企画に強い
13. 株式会社エレファントストーン
会社概要・特徴
- URL:エレファントストーン公式サイト
- 動画マーケティングを強みに掲げ、企画・撮影・編集・効果測定までワンストップサービスを提供。美術館の集客やブランディングを意識した施策設計にも力を入れている。
- ドキュメンタリーやインタビュー中心の構成が得意で、アーティストの制作過程や美術館の裏側、展示準備の様子など、来館者が興味をそそる視点を演出し、映像に説得力を持たせる点が特徴。
おすすめポイント
- ドキュメンタリー手法:裏側や制作過程を追いかけて“物語性”を映像で表現
- マーケティング視点:美術館の集客やブランディング向上をゴールに据えた制作
14. 株式会社フロンティアインターナショナル
会社概要・特徴
- URL:フロンティアインターナショナル公式サイト
- リアルイベントや体験型プロモーションを強みとし、美術館や博物館のイベント演出や展覧会の企画運営も多数手がける。会場オープニング映像やイベントレポート動画など、一連の流れを映像化するノウハウが豊富。
- 体験型デジタル技術の活用提案も行っており、ライブ配信やインタラクティブコンテンツなどリアルとオンラインを融合した企画が得意。大規模イベントにおいても安定した運営実績がある。
おすすめポイント
- イベント制作のプロ:美術館の大型企画展や関連イベントのライブ演出・映像制作
- リアル×オンライン融合:ライブ配信やVR展示など最新技術を取り入れた企画力
15. 株式会社ツインプラネット
会社概要・特徴
- URL:ツインプラネット公式サイト
- 芸能事務所やインフルエンサー事務所としても活動しており、集客力のあるクリエイターやタレントを活用したプロモーションを展開可能。美術館の展覧会PRに、著名人・クリエイターとのコラボ企画を組み込むなど、多彩なアプローチが強み。
- 動画制作では、SNSでバズを狙う企画構成力や、インフルエンサーを活用した拡散施策に独特のノウハウがある。若年層への周知や話題づくりを重要視したい美術館には好相性。
おすすめポイント
- インフルエンサー活用:展覧会PRにタレントやモデルをキャスティングして訴求力アップ
- SNS施策に強い:バズを狙う企画や配信動画で若年層・広範囲にリーチ
まとめ
美術館での動画制作は、単なる展示告知にとどまらず、「作品やアーティストの魅力をどう引き出し、見せるか」が重要なポイントです。絵画や彫刻、インスタレーションなど、それぞれのアート作品の世界観を適切に伝えるためには、撮影方法や編集はもちろん、ストーリーテリングやデザインのアプローチも欠かせません。
- 作品保護のルール(照明やフラッシュ撮影の制限、動線の確保 など)
- 企画展のテーマや歴史的背景
- アーティストの思想・コンセプト
- 美術館全体のブランド・コンセプト
- SNSやWebサイトとの連動(短尺動画、ライブ配信、オンライン展覧会 など)
上記を踏まえたうえで、各制作会社が得意とする表現や技術を見比べると、より自館の目的に合ったパートナー選びができるでしょう。まずは自館の要望や課題を明確にし、方向性を共有したうえで相談を始めることが大切です。
本記事で最初にご紹介した動画制作.jp(https://dougaseisaku.jp/)をはじめとして、アートや文化施設の案件実績を数多く持つプロダクションに相談することで、作品や展示の魅力を最大限に引き出す動画づくりが可能になります。ぜひ比較検討しながら、想いとこだわりを妥協なく映像に落とし込めるパートナーを見つけてください。
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