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成果につながる企業PR動画 制作の進め方:企画から公開後の活用まで
動画制作
2026.01.30

成果につながる企業PR動画 制作の進め方:企画から公開後の活用まで

企業の魅力を伝える手段は、テキストや写真だけではありません。短い時間で雰囲気や温度感まで届けられるのが動画です。とくにスマホ視聴が当たり前になった今、企業PR動画 制作は「作って終わり」ではなく、営業・採用・広報の成果を底上げするための投資として考えるべきテーマになっています。この記事では、初めてでも迷いにくいように、目的設計から制作、公開後の運用までを順番に整理します。

1. 企業PR動画で得られる効果を整理する

企業PR動画の強みは、視聴者が「理解する」だけでなく「納得する」状態を作りやすい点です。社内の空気感、働く人の表情、製品の動き、現場の臨場感は、文章よりも早く伝わります。
一方で、効果を出すには狙いを絞ることが重要です。たとえば次のように目的が違うと、内容も長さも表現も変わります。

  • 採用:入社後の働き方、チームの雰囲気、キャリアのイメージ
  • 営業:導入メリット、課題解決の流れ、信頼性(実績・体制)
  • ブランディング:価値観、社会への姿勢、世界観の統一
  • IR・社内向け:事業の全体像、戦略、理解促進

最初に「誰に」「何をしてほしいか」を決めると、企業PR動画 制作の判断が一気に楽になります。

2. 目的を“行動”まで落とす:ゴール設定のコツ

「会社の良さを伝えたい」だけだと、動画が総花的になりやすく、結果として何も刺さらないことがあります。おすすめは、ゴールを視聴後の行動で定義することです。

  • 採用なら:エントリー、説明会予約、カジュアル面談申込
  • 営業なら:資料請求、問い合わせ、デモ予約
  • 広報なら:SNSシェア、サイト回遊、指名検索の増加

このゴールが決まると、動画の最後に置くべき導線(CTA)も自然に決まります。企業PR動画 制作は映像表現だけでなく、動線設計まで含めて設計するのが成果への近道です。

3. ターゲットを具体化する:1人に刺さる言葉で作る

ターゲットは「20〜30代の求職者」「製造業の購買担当」のような大枠だけでは不十分です。動画は短時間で判断されるため、最初の数秒で「自分向けだ」と思ってもらう必要があります。
そこで、ペルソナを1人に絞って具体化します。

  • どんな課題を抱えているか
  • 何を不安に感じているか
  • 意思決定で重視するポイントは何か
  • どの媒体で動画を見ることが多いか(YouTube、Instagram、展示会ブースなど)

この整理ができると、見せるべきシーンや語り口が明確になり、企業PR動画 制作の品質が上がります。

4. 伝えるべき核は「強み」ではなく「選ばれる理由」

企業側が言いたい強みを並べるだけだと、視聴者にとってはよくある話に見えがちです。大切なのは、競合と比較されたときに「なぜあなたの会社を選ぶのか」を説明できることです。
ポイントは3つです。

  1. 具体性:抽象的な「高品質」「スピード対応」より、数字や事例、現場の様子で裏付ける。
  2. 一貫性:Webサイト、パンフレット、SNSのトーンと動画の印象がズレないようにする。
  3. 人:企業PRでは“人の顔”が最強の説得材料になることが多い。代表メッセージや社員インタビューは、信頼をつくる定番の手法。

5. 構成は3パターンから選ぶと失敗しにくい

企業PR動画 制作でよく使われる構成は大きく3つあります。目的に合わせて選ぶと迷いません。

A:課題解決型(営業向けに強い)

課題提示 → 解決策(サービス) → 導入後の変化 → 実績・体制 → 次の行動

B:ストーリー型(ブランディング・採用に強い)

価値観・原体験 → 仕事への姿勢 → 現場のリアル → 未来像 → 次の行動

C:ドキュメンタリー型(信頼・共感に強い)

1日の流れ、現場密着、プロジェクト追跡などで“嘘のない説得力”を作る

どれを選ぶかで撮影内容も編集の方向性も変わるため、最初に型を決めることが重要です。

6. 台本と絵コンテで8割決まる:撮影前の準備

動画の成否は撮影より前に決まります。特に、台本(ナレーションやセリフ)と絵コンテ(画のイメージ)があると、撮影当日の迷いが減り、編集も早くなります。
準備段階で決めておきたい項目は次の通りです。

  • 尺(30秒、60秒、2分、5分など)
  • 使用媒体(Webサイト、YouTube広告、展示会、採用説明会)
  • 必要なバリエーション(横型16:9、縦型9:16、字幕あり/なし)
  • 掲載する固有情報(数字、実績、受賞歴、導入社数)
  • NG事項(社外秘、映してはいけない場所・資料、個人情報)

この準備があるだけで、企業PR動画 制作のトラブルは大幅に減ります。

7. 撮影で意識したい現場のポイント

撮影は「かっこいい画」を撮ることが目的ではありません。伝えたいメッセージが、視聴者に誤解なく届く画を集めることが目的です。

  • インタビューは、答えを引き出す質問設計が重要。「なぜそれをやるのか」「どんな人に価値があるのか」を深掘りする。
  • 現場シーンは、手元、全景、人物表情など複数のサイズで撮ると編集がしやすい。
  • 音は重要。雑音が多いと離脱が増えます。可能ならピンマイクで収録する。
  • 照明は最低限でも入れる。表情が明るいだけで印象が大きく変わります。

8. 編集で“伝わる”動画にする:テロップ・BGM・テンポ

撮影素材が良くても、編集で伝わり方は大きく変わります。企業PR動画 制作では特に「理解しやすさ」が鍵です。

  • テロップは要点だけ。全文表示は情報量が多くなりがちで、逆に読まれません。
  • 字幕は基本的に付ける。無音視聴が多い媒体では必須です。
  • テンポは目的に合わせる。広告なら速く、採用の深掘りなら落ち着いたリズムも有効。
  • BGMは雰囲気づくりに使う。主張しすぎる曲はメッセージを邪魔することがあります。
  • 色味(カラー調整)を整えると、統一感が出て“ちゃんとした会社”の印象につながります。

9. 尺とフォーマットの考え方:一本で全部やろうとしない

企業PR動画 制作でありがちな失敗は、一本に情報を詰め込みすぎることです。用途別に複数本に分けると効果が上がりやすいです。
おすすめの組み合わせ例です。

  • メインPR:90秒〜3分(Webサイトのトップや会社紹介ページ)
  • 短尺版:15秒/30秒/60秒(SNS、広告、展示会の呼び込み)
  • 深掘り:社員インタビュー3〜6分(採用ページや説明会)

同じ素材から複数フォーマットを作る設計にしておくと、コスト効率も良くなります。

10. 予算の決め方:費用は「何に効くか」で考える

費用感は体制や品質によって大きく変わりますが、重要なのは“どこにお金をかけると成果が伸びるか”を理解することです。

  • 企画設計:ターゲットとメッセージを磨く工程。ここが弱いと全体がぶれます。
  • 撮影:カメラ台数、照明、音声、ロケーションで品質が変わる。
  • 編集:アニメーション、字幕、複数尺展開で工数が増える。
  • キャスト:社員出演か、ナレーターや俳優を起用するか。

企業PR動画 制作は「安く作る」より「意図した行動につながる」設計に投資する方が、結果的に費用対効果が高くなりやすいです。

11. 内製か外注か:判断基準は“継続運用”できるか

最近はスマホでも撮れますが、内製が向くのは次の条件が揃う場合です。

  • 社内に企画と編集ができる人がいる
  • 定期的に発信し、改善し続ける体制がある
  • 品質よりスピードを優先したい領域(採用の短尺、イベント速報など)

一方、外注が向くのは次のケースです。

  • ブランドイメージを揃えたい
  • 初回で“基準となる一本”を作りたい
  • 撮影や音の品質が成果に直結する(広告、展示会、役員メッセージなど)

ハイブリッドで、基幹となる動画は外注し、運用系は内製する方法も現実的です。

12. 制作会社選びで見るべきポイント

企業PR動画 制作を依頼するなら、作品の見た目だけでなく「成果まで一緒に考えてくれるか」を確認します。

  • ヒアリングが深いか(目的、ターゲット、配信導線まで質問があるか)
  • 過去実績が自社の目的に近いか(採用、営業、ブランディングなど)
  • スケジュールと体制が明確か(撮影日数、修正回数、担当者)
  • 見積もりの内訳が分かれているか(企画、撮影、編集、ナレーション等)
  • データの納品形式が希望に合うか(字幕データ、縦横比、サムネイルなど)

相性の良いパートナーと組むと、一本目だけでなく二本目以降の改善が速くなります。

13. 公開後が本番:配信先と導線設計

動画は公開場所で効果が変わります。配信先ごとに“見られ方”が違うからです。

  • Webサイト:第一印象を決める。ページ内のテキストと整合させる。
  • YouTube:検索と関連動画で伸びる可能性。タイトルや概要で意図を補足する。
  • SNS:最初の1〜2秒が勝負。字幕と縦型が強い場面が多い。
  • 展示会:音が聞こえないことが多い。ループ再生と短尺が効果的。
  • 採用説明会:長尺も許容される。質疑応答の前提情報として使える。

動画の最後に「次に何をしてほしいか」をはっきり置き、遷移先(採用ページ、問い合わせフォーム、資料DL)を整えると成果が出やすいです。

14. 効果測定の考え方:再生数だけで判断しない

企業PR動画 制作の効果は、再生数だけでは見えません。目的に応じた指標を決めます。

  • 認知:視聴維持率、完全視聴率、指名検索の増加
  • 興味:サイト回遊、滞在時間、資料DL率
  • 行動:問い合わせ数、応募数、説明会予約数
  • 営業:商談化率、受注率、リード単価

可能なら、短尺版の冒頭やサムネイルを複数用意してABテストを行い、改善を回します。一本で完璧を目指すより、改善前提で設計する方が強いです。

15. よくある失敗と回避策

失敗1:情報を詰め込みすぎて結局何も残らない

回避:動画で伝える核は1つに絞り、詳細はWebページや資料に逃がす。

失敗2:社内の承認で表現が無難になりすぎる

回避:目的とターゲットを合意してから制作に入る。判断基準を先に決める。

失敗3:かっこいいが、誰に向けた動画か分からない

回避:冒頭でターゲットの課題や状況を示し、「自分ごと化」を作る。

失敗4:公開して終わりで、使われない

回避:配信先と運用担当を決め、短尺展開や字幕版までセットで用意する。

16. すぐ使える制作チェックリスト

  • 目的(視聴後の行動)は決まっているか
  • ターゲットは1人のペルソナまで具体化できているか
  • 動画で伝える核は1つに絞れているか
  • 尺と媒体(横/縦、字幕有無)は決まっているか
  • 台本と絵コンテで撮影内容が整理されているか
  • 撮影で必要な許可、社外秘、個人情報の確認は済んでいるか
  • 公開後の導線(遷移先ページ、フォーム、資料)は整っているか
  • 測定指標(KPI)と改善の担当者は決まっているか

まとめ

企業PR動画 制作は、映像を作ること自体がゴールではありません。誰に何を届け、どんな行動につなげるかを設計し、公開後に改善していくことで価値が最大化します。まずは目的を「行動」まで落とし、ターゲットを具体化し、伝える核を1つに絞るところから始めてください。そこが固まれば、企画・撮影・編集の判断がスムーズになり、成果につながる一本に近づきます。

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