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大学広報 動画の作り方:企画→撮影→編集→配信の最短ルート
動画制作
2025.12.23

大学広報 動画の作り方:企画→撮影→編集→配信の最短ルート

大学広報 動画は「映像としてキレイ」よりも、「伝えたい価値が、短時間で、正しく伝わる」ことが成果に直結します。オープンキャンパス直前だけ頑張る運用だと、そもそも接触回数が足りず埋もれやすい。一方で、毎回フル装備の撮影や凝った演出を目指すと、準備・承認・編集が重くなり、継続できません。

最短ルートで回すコツはシンプルです。やることを削り、迷う時間を減らし、型で速く作る。この記事では、大学広報 動画を企画→撮影→編集→配信の順で、今日から現場で使える形に落とし込みます。スマホ中心でも実務に耐える内容に絞って解説します。


  1. 最短ルートの原則:1本の完成度より、運用設計で勝つ

最短で成果を出す大学広報 動画には共通する原則があります。

・目的は1つに絞る
「大学の魅力を全部伝える」は失敗の近道です。最短ルートは、1本で1メッセージ。
例:研究室の雰囲気がわかる/学生の成長が伝わる/就職支援の強さが伝わる、など

・視聴者を1人に絞る
受験生、保護者、高校教員、在学生、卒業生、地域…全員に刺すのは難しい。
最短ルートでは「今年の志望校検討中の高2〜高3」「保護者(学費と就職が気になる)」のように決め切ります。

・尺は短く、シリーズ化する
1本で完結させず、短い動画を複数本に分割して出す方が、制作も運用も速いです。目安は30秒〜90秒。
長尺は「説明会の録画」「学長メッセージ」など目的が明確な場合に限定します。

・最初に型を作り、次から迷わない
毎回ゼロから構成を考えると遅くなります。
オープニング、テロップ、締めの導線(サイト・予約・資料請求など)をテンプレ化し、内容だけ差し替えます。


  1. 企画:A4 1枚で決め切る(最短の設計図)

大学広報 動画が遅れる原因の多くは、企画が曖昧なまま撮影に入ることです。撮影後に「やっぱり方向性が違う」「他学部も入れたい」が起きると、撮り直しや編集地獄になります。

最短ルートの企画は、A4 1枚で十分です。項目はこれだけに絞ります。

(1) 目的(見た人に何をしてほしいか)
例:オープンキャンパス予約ページへ/学部サイトのカリキュラム詳細へ/入試要項ページを保存してほしい

(2) 視聴者(誰に届けるか)
例:地方在住で情報収集中の高3/理系進学を検討する高2/保護者(費用・就職が不安)

(3) 一言メッセージ(見終えた後に残る1行)
例:「この学部は、入学後に“やりたいこと”が見つかる環境がある」

(4) 根拠(映像で見せる証拠は何か)
例:学生の制作物、研究設備、実習の様子、卒業生の進路、教員の指導シーン

(5) 導線(次の行動)
例:予約/資料請求/LINE登録/説明会アーカイブ視聴
最短にするなら導線は1つ。複数あると迷わせます。

(6) 尺とフォーマット(最初に決める)
例:縦型60秒(SNS)+横型90秒(YouTube/サイト)
最短は「縦型だけに絞る」です。横型も必要なら、中央寄せの構図で撮って両方に切れるようにします。

(7) 承認者と確認ポイント(前倒し)
大学広報 動画は関係者が増えやすいので、確認ポイントを固定します。
・企画段階:メッセージ、出演者、掲載可否、ブランド表記
・撮影前:施設使用、肖像権同意、映り込みリスク
・編集途中:事実関係(数値・制度・日程)、字幕の誤字
・公開前:最終チェック(学内ルール、炎上リスク)

(8) 3行台本(台本を長くしない)
台本は長いほど現場が止まります。最短は「構成3ブロック」で足ります。
・冒頭5秒:共感 or 結論(例:入学後にやりたいことが見つからない人へ)
・中盤:証拠(授業・実習・学生の声)
・終盤:行動(体験しよう/予約しよう)


  1. 撮影:準備7割、現場3割(撮り直しを減らす)

最短ルートの撮影は「編集しやすい素材を、必要十分だけ集める」こと。映像の豪華さより、音・画角・情報の明確さが重要です。

(1) 必須機材は最小でOK
・スマホ(できれば2台:引きと寄り)
・ピンマイク(有線でも可。音が良いだけで一気に信頼感が上がる)
・小型三脚(固定撮影が増えるほど編集は楽)
・簡易ライト(窓際が最強。逆光だけ避ける)

(2) 撮影前の10分で決まる「5つの確認」
・騒音:空調、工事、チャイム、廊下の反響
・背景:掲示物に個人情報や機密がないか
・光:顔が暗くならないか、窓を背にしていないか
・服装:大きなロゴ、キャラ、派手な柄は避ける
・許諾:出演同意、施設使用、看板・作品・掲示物

(3) 最短の画の集め方:Bロールを先に撮る
いきなりインタビューを撮ると緊張して声が硬くなりがちです。まずは差し込み用のBロールを10〜15分で確保します。
例:手元、歩く、作業する、教室の引き、キャンパス外観、実験器具の寄り、制作物のアップ
被写体が慣れてからコメント撮影に入るとスムーズです。

(4) インタビューは「質問1つ+深掘り2つ」
質問が多いほど編集が重くなります。最短ならこれで十分。
・主質問:この学部の一番の魅力は?
・深掘り1:それがわかる具体的な場面は?
・深掘り2:入学前の自分に一言言うなら?

(5) 使えるテイクを増やす収録のコツ
・主語から言ってもらう(字幕と説明が減る)
例:「魅力は〇〇」ではなく「この学部の魅力は〇〇」
・語尾を言い切る(カットがしやすい)
・話し終わりの沈黙を2秒(つなぎが楽)

(6) 撮影シートは1枚で足りる
現場で迷わないため、撮るものを箇条書きにします。
・外観(1〜2カット)
・学生の活動(3カット)
・教員の指導(2カット)
・設備(寄り+引き)
・インタビュー(学生1名 or 教員1名、どちらか一方でも成立)
・締め(象徴カット)


  1. 編集:テンプレ化でスピードを出す(最短で“それっぽい”)

大学広報 動画の編集は、凝り始めると終わりがありません。最短ルートは「見やすさの基準を満たしたら止める」です。

(1) まずラフカット:言いたいことだけ残す
素材を全部見て悩むのが一番遅いです。最短の手順はこれ。

  1. インタビューの使える部分だけ先に抜き出す
  2. 順番を入れ替えてストーリーにする
  3. Bロールを被せる
    この順で作ると迷いが減ります。

(2) テロップは全量ではなく要点に絞る
字幕を全部入れると時間が溶けます。最短なら次の3種類だけ。
・固有名詞(学部名、施設名、制度名)
・数字(就職率、学費、実習時間など。正確性チェック必須)
・結論(魅力を一言で)
全部を文字にしない方が、視聴者も疲れません。

(3) 縦型の基本:上1/3は顔、下1/3は字幕
スマホ視聴が中心の大学広報 動画では、文字が小さいと見られません。
・字幕は2行まで
・1行を長くしすぎない(体感で15文字前後)
・句読点で区切る
・背景が明るい時は帯や縁取りで可読性を確保

(4) 音は“聞こえる”だけで勝ち
映像より音の悪さの方が離脱につながります。
・ノイズが気になるなら環境音を薄く敷いて隠す
・BGMは小さめ、声が主役
・拍手や機械音などピークだけ下げる
この3つで視聴体験が安定します。

(5) サムネと冒頭5秒を同時に作る
最短ルートでは最後にサムネを考えません。冒頭の結論カットを決めたら、それをサムネ候補にします。
例:学生の顔+「入学後にやりたいことが見つかる」など短い言葉
サムネと冒頭が一致すると、クリック後の離脱も減ります。

(6) 色・演出は“やらない”日もある
毎回カラー調整や派手な演出を入れる必要はありません。最短の品質基準は、
・暗すぎない
・肌色が不自然ではない
・ホワイトバランスが破綻していない
これを満たせば十分。凝るのは勝負動画だけでOKです。


  1. 配信:出して終わりにしない(最短で届く導線設計)

大学広報 動画は配信設計が弱いと再生されません。最短ルートは「同じ動画を、届け先に合わせて整える」です。

(1) 配信先を3つに絞る
全部に出すと作業が増えます。おすすめの3本柱はこれ。
・YouTube:検索と資産化(学部紹介、キャンパスツアー)
・Instagram/TikTok:発見と拡散(縦型短尺、学生の声)
・大学公式サイト:信用の担保(入試・学部ページに埋め込む)
増やすのは、運用が回ってからで十分です。

(2) タイトルは「誰の」「何がわかるか」を先に
例:
・理工学部の実験実習、1日密着
・看護学生の実習前ルーティン
・入学後に伸びる人の共通点(学生インタビュー)
学内用語を避け、外部の人に通じる言葉に置き換えます。

(3) 説明文は短く、導線は1つ
説明文に情報を詰めすぎると、学内確認の往復が増えて遅くなります。
・最初の2行で要約
・次の1行で行動(予約、資料請求など)
・最後に必要最小限の注記(撮影協力など)
導線は1つに絞ると迷いが減ります。

(4) 公開スケジュールは週1本から
最短で安定させるなら、いきなり毎日は不要です。週1本、同じ曜日・同じ時間に公開。視聴者も学内作業もリズムができます。

(5) 学内共有を先に作る
公開後に学内で誰も拡散しないのは、かなりもったいないです。
・教職員向け(短文テンプレ)
・在学生向け(友人に送りやすい口調)
・オープンキャンパス担当向け(予約導線つき)
この3種類を用意すると初速が出ます。


  1. 最短で回すための運用テンプレ3つ

大学広報 動画を最短ルートで量産しつつ質も落とさないために、テンプレを3つ持つと強いです。

テンプレ1:学生1分インタビュー
構成:結論(5秒)→具体例(40秒)→視聴者への一言(10秒)→導線(5秒)
撮影:顔+手元作業+キャンパス風景
用途:SNS、学部サイト、説明会の合間

テンプレ2:授業・実習の見どころ紹介
構成:授業名(字幕)→やっていること→身につく力→学外でどう活きる
撮影:授業の引き+寄り+成果物
用途:学部理解、保護者向けの安心材料

テンプレ3:キャンパス体験の予告
構成:体験できること3つ→当日の流れ→予約導線
撮影:会場の雰囲気、過去素材、スタッフの短コメント
用途:オープンキャンパス集客


  1. 失敗しがちなポイントと回避策(最短ルートの落とし穴)

(1) 全部入り動画を作ろうとして破綻
回避策:シリーズ化。学部紹介、学生生活、研究、就職…を分ける。

(2) 学内承認が遅れて公開できない
回避策:企画書1枚で先に方向性承認。公開前チェック項目を固定。

(3) 字幕ミス・数値ミスで差し替えが発生
回避策:数字と制度は根拠資料を1つに統一し、最終確認担当を決める。

(4) 音が悪くて見られない
回避策:ピンマイク優先。難しければナレーション後入れに切り替える。

(5) 撮影がイベント化して疲弊
回避策:月1回のまとめ撮り(半日)+週次で編集。バッチ処理で負担を減らす。


  1. 2週間で公開まで行く最短スケジュール例

・1日目:企画書1枚作成、方向性承認(30〜60分)
・2〜3日目:出演者調整、撮影シート作成、許諾回収
・4日目:撮影(2〜3時間で3本分まとめ撮り)
・5〜7日目:ラフカット(1本あたり60〜90分)
・8日目:確認(事実関係と字幕)
・9〜10日目:修正、サムネ作成、書き出し
・11日目:配信設定(タイトル・説明文・導線)
・12日目:公開、学内共有
・13〜14日目:数値チェック、次回改善点メモ


  1. すぐ使えるチェックリスト(そのまま回す用)

企画
・目的は1つか
・視聴者は1人に絞ったか
・一言メッセージがあるか
・証拠になる映像が想定できるか
・導線は1つか
・尺と縦横の方針は決めたか
・承認者と確認ポイントは明確か

撮影
・許諾は取れたか
・背景に個人情報はないか
・音が取れる環境か
・Bロールを先に撮る段取りか
・質問は3つに絞ったか
・沈黙2秒を確保したか

編集
・ラフカットで要点だけにしたか
・字幕は固有名詞/数字/結論に絞ったか
・音量バランスは崩れていないか
・サムネと冒頭が一致しているか
・導線が1つになっているか

配信
・配信先は絞れているか
・タイトルで内容が即わかるか
・説明文は短いか
・公開日時は固定できているか
・学内共有文は用意したか
・公開後の数値を見る担当は決めたか


まとめ:大学広報 動画は型と継続が最短の近道

大学広報 動画の最短ルートは、特別な機材や派手な演出ではなく、目的と視聴者を絞り、シリーズ化し、テンプレで回すことです。企画書1枚で迷いを減らし、撮影はBロール先行で素材を揃え、編集は要点字幕と音の整備に集中する。配信は3チャネルに絞り、導線を1つにして初速を作る。

まずは「学生1分インタビュー」を週1本で8週間続けてみてください。8本分の資産ができる頃には、大学広報 動画の制作はイベントではなく運用になります。そこから必要に応じて長尺や特集に広げれば、無理なく成果に近づけます。

無料相談もございますのでお気軽に問い合わせからご連絡ください。